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2024年06月23日

鏡よ鏡、鏡さん


ようやく Firestorm でも PBR マテリアルが使えるようになりました。
鏡ができるそうなので、試してみたのでございます。

(以下、画像をクリックで、拡大表示)


公式ビュワー または Firestorm の最新バージョン等、PBR に対応したビュワーを使います。


■ 鏡を表示させる方法

[1] まずグラフィック調整のダイアログを出します。
公式ビュワーの場合は、環境設定-グラフィック-拡張グラフィック設定、
FireStorm だと 環境設定-グラフィック-一般
[2] Screen Space Reflections と Mirrors に ✔ を入れます。
[3] Reflection Detail を Realtime に設定、
Reflection Coverage を Full scene に設定します。
[4] Mirror Resoltion は、鏡の解像度です。数字が大きいほどきれいに表示されます。
2048 で最高画質になります。
Mirror Update Rate は、鏡の書換え頻度です。
Every Frame が一番スムーズです。


*鏡の表示はパフォーマンスに大きく影響します。
*2枚以上鏡を設置すると、カメラにいちばん近い鏡だけが有効になるようです。


■ 鏡の作り方

オブジェクトをふたつ使います。

[1] 画面上の制作メニューから、オプションを選択。
Select Reflection Probes にチェックを入れます。


[2] 鏡用オブジェクトを REZして、鏡のサイズを調整します。
[3] 編集ダイアログの Texture-Blinn-Phong で、
Diffuse と Specular をブランクに設定します。
Shininess は、テクスチャを使用 で、
Glossiness を 255 に。
Environment を 255 に設定します。


[4] 鏡の手前に反射用オブジェクトをREZ します。
[5] 特徴-Reflection Probe にチェックを入れます。
この時、[1] を設定していないと見えなくてつかめないので注意。
[6] Mirror Everything を選択。
Static だと動くものは反射されません。


[7] 編集ダイアログで、座標をローカルに設定し、鏡にZ軸の尻が向くように回転します。
[8] 鏡の方に移動すると、鏡面が現れるので、サイズを調整します。
[9] ふたつのオブジェクトをリンクします。
まず透明なProbeを選択し、鏡本体がルートになるようにしましょう。

*装着物として作られていないので、装着しないでください。
*鏡面表示の怪しいところもありますが、私のせいではありません。
*この説明書は、下記を見ながら書きました。
http://www.youtube.com/watch?v=DvTukP_A91o

制作サンプルは、

MeltingDots のサンドボックスにあります。
http://maps.secondlife.com/secondlife/MeltingDots/50/9/21


  


Posted by Kero at 18:00Comments(0)TIPS