2010年05月21日
自然環境エディター (Viewer2版)

画面上の「世界」メニューから「太陽」を選択すると、日照に関するあれこれが設定できます。太陽だけでなく、水の設定も可能です。
この記事は「太陽」の設定についての解説のようなものです。
朝昼晩の day cycle は、地域によって設定された時刻設定に拘わらず、クライアント側で自由に変更できます。サブメニューには「日の出」「正午」「日没」「深夜」と「地域デフォルト」、そして「自然環境エディター」の項目があります。

プラネタリウムやホラーハウスでは「深夜」設定にすると雰囲気が出ますし、トレハンに行ったら夜だったというときに「正午」にして探しやすくするとか、SS撮るときは夕方にするときれいだとか、簡単に設定変更できて便利です。「エステートタイム」というのは、シムで設定された昼夜の時間です。ちなみに、メインランドではリアルの4時間でインワールドの一日というサイクルになっています。
いちばん下の「自然環境エディター」を選択すると、もっと細かい設定ができるようになります。
「自然環境エディター」ダイアログでは、スライダーで時刻と雲の量と水中照度が変更でき、カラーピッカーで水の色を変更することもできます。

「空の高度な設定」では「大気」「ライティング」「雲」と三つのタブにたくさんのスライダーが並んでいます。
詳細は Advanced Sky Editor をご覧ください。英語だけど。

細かい設定はわけが分からなくなりそうですが、「空の事前設定」にいくつかプリセットされているので、これを使ってみます。

ひとつひとつ調べてみませう。撮影場所はAero Breeze です。
同じ場所、同じ被写体でもずいぶん印象が変わります。
右上のボタン「デイ・サイクル編」というのは、「デイサイクル編集」のことです。
ここでは、一日の空の変化を自由に設定することができます。

目盛りの丸いマークのところ(キーフレーム)に、「空の事前設定」で保存された空の設定を割り当てていきます。キーフレーム間は、適当に補間して自然な空の変化が作られます。
「サイクルの長さ」を短くすると、1日の時間が短くなり、コマ落としで撮ったような空の変化が見られます。マシニマで使えるかも知れません。
詳細は Day Cycle Editor をご覧ください。英語だけど。
次に、水の高度な設定画面です。
詳細は Advanced Water Settings をご覧ください。英語だけど。

こちらもプリセットが用意されています。

こんな感じです。撮影場所は、同じく Aero Breeze。
Default 初期設定 |
![]() |
Glassy 鏡 |
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Murky 黒い濁り水 |
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Pond 池 |
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SNAKE!!! 蛇っ |
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Second Plague 疫病 |
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AValdez (意味不明) |
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プリセットはこれだけではありません。Torley Linden 氏による最新のプリセットファイルが公開されています。空と水を合せて 300以上のパターンがあります。
Torley's WindLight settings
サンプル画像は下記をご覧ください。
WINDLIGHT PRESET SAMPLE
Posted by Kero at 19:05│Comments(0)
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